01 — 資金繰りの推移

月末残高の推移(2026年1月〜2027年3月)

8月までが実績、9月以降は現時点の計画値。翌月繰越金(月末の口座残高見込み)の推移をそのまま並べている。

実績(1〜8月)
計画(9月〜2027年3月)
2026年1月基準日(8月末)2027年3月
現在の着地見込み(2026年12月末)
37.3万円
ピーク見込み(2026年11月末)
98.2万円
2027年3月末の見込み
-9.2万円

月末残高(翌月繰越金)

実績1月
-22.6万
実績2月
-26.5万
実績3月
-25.7万
実績4月
-17.6万
実績5月
-21.5万
実績6月
+0.4万
実績7月
+5.2万
実績8月
-0.6万
計画9月
-0.8万
計画10月
+36.1万
計画11月
+98.2万
計画12月
+37.3万
計画27/1月
+21.4万
計画27/2月
+6.1万
計画27/3月
-9.2万
02 — 月次ハイライト

各月の動き

実績が確定している月は結果を、計画の月は前提となっている売上・支出の内訳を中心にまとめた。

1〜5月 苦しい期間
賃貸仲介にほぼ依存、毎月20万円前後の資金不足を抱えながら継続
人材委託・人材紹介の入金がまだ無く、賃貸仲介の売上だけで支出をまかなえない状態が続いた期間。
6月 黒字転換
人材委託・人材紹介の入金が始まり、今期初の黒字着地
委託13.6万円・紹介27.2万円・賃貸3.6万円・制作1万円の合計約45万円が入金。支出23.6万円を引いてもこれまでの負債を跳ね返し、+0.4万円で着地。
7月 継続
紹介の入金は無かったが、委託・賃貸で踏ん張り+5万円確保
委託12万円・賃貸12.7万円の入金に対し、紹介・賃貸の外注費11.7万円を支払いながら+5万円のプールに成功。
8月 大型投資の月
広告費37万円を一括投資、着地はほぼ横ばい
広告宣伝費37万円を含む支出53.2万円に対し、委託11.3万円・紹介12.2万円・賃貸21.9万円・制作1.9万円の合計47.4万円が入金。前月からのプールと合わせて-0.6万円とほぼ同水準で着地。
9月(計画) 事業主貸で調整
経常収支は+9.8万円の黒字見込みだが、事業主貸10万円で微赤に
委託12.5万円・紹介13.2万円の安定売上を見込む一方、竹園様の事業主貸10万円を差し引き-0.8万円の着地見込み。
10月(計画) 紹介の入金が本格化
委託18万円・紹介46.2万円の合計64.2万円、支出は12万円台に圧縮
外注費・販管費とも抑えられ、経常収支単月+51.9万円の見込み。事業主貸15万円を差し引いても+36.1万円の着地見込み。
11月(計画) 初の単月100万円超
委託20.7万円・紹介18.2万円・仲介66.7万円の合計105.6万円
初めて月間経常収入が100万円を超える見込み。事業主貸15万円を確保しても+98.2万円着地見込みで、今期のピーク。
12月(計画) 入力途中のため要更新
現時点の予測入力は委託22万円のみ
人材紹介・賃貸仲介・制作は見込み客が出た時点で追加入力が必要な状態。外注費・太田様への謝礼・固定報酬の支払いを見込み、事業主貸15万円を確保して+37.3万円着地見込み(現時点の暫定値)。
03 — 収支分析(損益)

2026年1〜6月の損益構造

資金繰り(現金の残高)とは別に、「儲かっているか」を月次損益計画の実績データから見た分析。

6か月累計 売上高
132.6万円
6か月累計 経常利益
39.4万円
経常利益率
29.8%
一般的な目安は10〜20%

単月平均の売上は約22.1万円、経常利益は約6.6万円。労働分配率(外注費含む人件費÷売上)は38.5%で、創業期の目安(80〜90%)を大きく下回る水準。外注中心の体制がコストを抑えている。

上半期の変化(1Q:1〜3月 → 2Q:4〜6月)

1Q 売上
34.5万円
2Q 売上
98.1万円
1Q 営業利益
-11.7万円
2Q 営業利益
+51.1万円

売上は約2.8倍に拡大し、営業利益は赤字から黒字へ転換。外注比率(外注費÷売上)も1Qの84.5%から2Qは22.4%まで大きく改善しており、委託・紹介事業の入金が始まったことで固定的にかかっていた外注コストの負担感が薄れたことが主因。

事業別の成長(直近6か月平均 → 直近3か月平均)

項目6か月平均3か月平均変化
総売上220,943円326,990円+48%
人材委託61,759円123,519円+100%
人材紹介65,617円131,233円+100%
賃貸仲介82,822円54,338円-34%
制作10,745円17,900円+67%
販管費155,291円156,695円+1%
経常利益65,886円170,649円+159%

賃貸仲介だけが直近3か月で減少傾向。季節性か案件数の偏りか、件数ベースでの確認が今後の論点。

経営指標の改善

指標6か月平均3か月平均変化
販管費率70.3%47.9%-22.4pt
経常利益率29.8%52.2%+22.4pt
労働分配率38.5%22.4%-16.1pt
利益/人16,471円39,380円+139%

どの指標も直近3か月の方が改善している。ただし稼働人数がまだ少人数(月2〜5人)のため、1人の増減が指標を大きく動かす点は留意。

04 — 要注意ポイント

2027年3月の資金ショート見込み

現時点の計画をそのまま延長すると、2027年3月に資金がマイナスに転じる見込みが出ている。

012027年3月末の残高見込みは約-9.2万円 要対策

11〜12月にピーク(98.2万円)を付けた後、2027年1月以降は毎月20万円弱ずつ目減りしていく計画になっており、3月にマイナスへ転落する見込み。

0212月以降の売上予測はまだ入力途中 精度に留保あり

12月以降は委託事業以外(紹介・賃貸仲介・制作)の予測値が未入力のまま。見込み客が確定していけば、この着地見込みは上振れする可能性がある。

032027年1〜3月は現時点で固定費・事業主貸のみの見立て 要確認

新規の売上計画がまだ反映されていないため、実態としてどこまで悪化するかは今後のモデル単価・件数の設計次第で変わる。

05 — 次のステップ

次に確認・実施したいこと

資金ショート見込みへの対応も含めて、優先度順に並べた。

  • 2027年3月の資金ショート見込みへの対策検討(前倒しの資金確保、事業主貸のペース見直し等)
  • モデル単価・利益を決定するMTGの実施(次回議題として確定済み)
  • 12月以降の人材紹介・賃貸仲介・制作の予測値を、見込み客が確定次第追加入力